うちの子は、負けず嫌いとか、悔しいとか、怒るとかという感情にとても鈍感だ。ハングリー精神というのが全くなし。これは遺伝だろうか?夫だ。のほほーんと中高生を過ごしてきた夫の遺伝子だ。無茶苦茶腹が立つ。

これらの気持ちがあれば、どんな事も乗り越えられるだろう。例えば、仲間外れにされたとき「あー嫌だなぁ、明日から学校に行くの…」と思えば不登校になるし、「なんで私に誰も話してくれないの!どうしたらいいの!?」と思えば、自分について考えるかもしれない。宿題を提出していなくて注意された時「あー、自分なりに頑張ってやってるのに」と思えば落ち込むし、「先生に言われたくないし、注意されてるところみんなに見られるのは嫌だ!」と思えば自分でやるようになるだろう。部活で下手くそなことをからかわれたときに、「だってみんなと同じように上達しないし…」と思えば嫌になるし、「くっそー、明日はうまいところみんなに見せてやる!今日帰ってから練習するぞ!」と思えば上達する。最初の感じ方で色んなことが変わってくる。この最初の感じ方の差はどこから生まれるんだろう?教えてほしい。

自分のやる事に責任を持つか持たないかか?でも、小さい時にそんな事考えない。元々負けず嫌いは存在する。脳がやっぱり偏りがあるのか?脳が異常???

"ケーキの切れない非行少年たち"を読み終えた。それにも、話を聞く、褒める、だけでは非行を防ぐ事は出来ないと書いてあった。理由は、元々なんらかの知能に障害があるからだそうだ。脳を鍛えてあげると、聞く力も書く力もついてくるらしい。まるで、うちの子のことを言われているようだ。脳の検査に行った方がいいのかなぁ…。こんな自分に甘い子をずっと私育てていかないといけないのかなぁ…。