まだ受け入れられない

息子は相変わらず不登校。結局、3年生1度も授業を受けず。

これからの人生、何を生業にして生きていくつもりなのか。人間関係でトラブルが起こることから常に逃げて生活をしていくのか。

今更ながら、以前から気になっていた"君の膵臓を食べたい"を読んだ。映画はこれからみるつもりだ。私は、青春時代の恋愛小説かなぁと思っていた。が、違った。主人公の男子は最後、主人公の女子に恋愛感情を持っていた事に気づくのではなく、人との関係が拗れようがトラブルが起ころうが、こんなに素晴らしいものだと気づく。普通、人間なら徐々に誰でもそう思って生きていくのだと思う。しかし、うちの子は違う。「悪いことをする人は悪い。指導されるべきだ。僕は悪いことはしていないのに、どうして社会で認められないのか。」…そう思って、自分の正当性を主張することなくすぐに諦め、人生を過ごしている。何故、こんなに自分を可愛がるのか。どうして傷つくことから逃げるのか。そこで成長することがある事を子供は知らない。というか、知ろうとしない。確かに、"君の膵臓を〜"の主人公も、初めは人間関係が面倒だから、草舟といってまわりに流されて生きていた。それが、自分から動いた。それをしないといけないと思ったからだ。自分で。

…それが、うちの子供にはない。いつまで経っても、周りに環境を求める。もう、15歳にもなって、そんなに甘えてはいられないだろう。勉強が出来なくて就職すれば、もっと厳しい世界が待っているだろう。なのに、いつまでも動こうとしない。

ずっと親がこの子を育てていかないといけないのか??私はこんな子供が欲しかった訳じゃない!!!!

夫は未だに人ごとだし…


私が死にたいわ。いいね、みんなに文句言って、自分好きなことして生きられて。不登校の人達。

学校は、好きな事ばかりが起こるところじゃない。当たり前だ。一人一人違うから。みんなが物分かりが良くて、問題なく進んで行くなんて、どんな偏差値のいい学校でもないだろう。それを学ぶところなんだ。勉強だけではなくて、人間関係がうまく行かなかった時に、どうしたらいいかを学ぶところでもあるんだ。誰が悪い、誰が指導されるべきだ、そういうことではないんだ。

と私は思う。だから、学校のやり方がいい悪いに関わらず、社会の問題から逃げている引きこもりや不登校はやっぱり自意識過剰で自分勝手だと思う。